- 作者: 西田公昭
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 1995/08/01
- メディア: 単行本
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「洗脳」とマインドコントロールは、利用している科学が違うモノであるという記述がありました。ずっと一緒だと思っていたのは、ワイドショーが原因でしょうねぇ。
宗教だけに限らず、家庭でもマインドコントロールがなされているということがわかりました。ただ、家庭の場合、親はマインドコントロールしていることに気づかず、結局その子供は破壊的カルトや宗教にのめりこんでしまったりするんじゃないかな。自分の子供が宗教とかにはまってる人は、ちょいと教育方針を見直したほうがいいかも。
この本はある意味マインドコントロールの方法も記載しています。利用の仕方によっては、自分が破壊的カルトの教祖になることも可能でしょう。まぁ、手口知らないと、防衛が出来ないので、あとは利用する人のモラルによりますけどね。
この本の最後で、戦前や戦中の日本のことで書いてあったことが気になりました。そこだけ減点。