レビューという名の感想文です。
ブクログのモニター当選したやつなんですが、ようやく読み終わりました。大変。
海外文学や海外小説の大半がそうなんですが、日本人の日本語の言い回しと違うところがかなり多く、頭の中で理解するのに時間がかかります。
この作品なんですが、哲学系ですので、やっぱり難しい。一応、小説なんですけどね。
日記形式の小説で、主人公が海辺の街で過ごすうちに、突然「存在」に目覚めるというもの。
…中二病ですか。
これ読んでて、哲学と中二病に凄く通じるものがあるんじゃ無いかと思えてきました。
世界の在り処を疑ってみたり、そこらにあるものを疑ってみたりと、どこの中二病なのかと。
なお、主な登場人物にろくな人は居ません…。
結局のところ何を言いたいのかわからない話でした。が、絵が容易に思い浮かべる事が出来る話ではありました。
わからないけど、ところどころ引き込まれて一気に読みすすめる部分もあったので、具体的に何とは言えないけど、面白かった部分もあったのかなぁとは思います。