平安時代を舞台にした耽美小説になります。BL版官能小説ってところですかね。
当然のように、登場人物にはほぼ女性が出てきません。ちょっと話に上がったりモブとして出てくる程度ですね。
寺に保護された子供が中童子になって、笛人と呼ばれる貴族に所有される美しい青年になり、同時に保護された弟に所有されたり奪われたりという話です。
耽美小説そのものは初めて読んだわけなのですが、下手な官能小説よりもキますね。
下手な官能小説のように、日常パートがほぼ無く、ほぼほぼエッチシーンになっています。
なかなか良かったです。