地上より永遠へ / シャロン・サラ

地上より永遠へ (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

地上より永遠へ (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

レビューという名の感想文です。


初めてのハーレクイン小説になります。
食わずぎらい的に読んでなかったわけですが、ブクログさんの献本企画で読む気になり読んでみました。
悲劇のヒロインと、無敵のヒーローな話だったわけですが、前半のヒーローのかっこよさはスゴイいいですね。
後半はヒーローは苦悩の塊になりますが。
最後のエレベーターのシーンがすごく良いです。
翻訳なので、日本語小説と比較して違和感が出てくるとことは多々ありますが、海外小説ってことを忘れなければ、特に問題はないかなと。
終盤を読むまでは、これは一種の官能小説なのではないかと思ってました。
ジッパーの下のうずきがどうだとか、腰の奥の痛みがとか、ベッドシーンが結構な頻度で出てきて、その描写も含めて官能小説的だなという印象を受けました。
読むのがだるいかなと思って読み始めたのですが、面白くてさくさく読んでいました。
かっこいいヒーローが出てくる話が読みたいなら、いいですね。