処女はお姉さまに恋してる

処女はお姉さまに恋してる 通常版

処女はお姉さまに恋してる 通常版

ここ最近FFをやりながらやっておりました。
が、ようやくフルコンプリートです。


ちなみに、このゲーム読み方は「おとめはぼくにこいしてる」です。
PS2版は処女ではなく乙女になってます。


ストーリーとしては、お祖父さんの遺言で女子高に入学することになってしまった男の子の話です。
主人公の男の子は超大金持ちの御曹司なので、他のヒロインもほとんど何かしらの家の方だったりします。


ネタバレ含むのですが、まぁ、古いゲームなのでよしとしますかね。
漫画は電撃大王でまだやってるけどなーヽ(´ー`)ノ


主人公はぱっとみ女の子とみまちがうような男の子。
女装して学院に入学します。
まぁ、主人公の親の会社が運営している学園なので問題ないわけですが。
成績優秀、容姿端麗、各種習い事やマナーは抜群、家は超大金持ち、でもちょっと優柔不断(後々解消されるけど)という、ほぼパーフェクト超人です。
でまぁ、誰にでもやさしいという特徴ももっているのでみんなに好かれるし、幼馴染の策略によりエルダーシスターという役職についてしまいます。
そして、ヒロインたちとすごしていくことになります。


主な登場人物としては以下のとおり。

瑞穂:鏑木財閥の跡取で主人公
まりや:活発系お姉さまで瑞穂ちゃんの幼馴染
貴子:ツンデレ系お姉さまで生徒会長。家は主人公の家と肩を並べるほどのお金持ち。
紫苑:謎がいっぱいで病気で留年してしまった昨年度のエルダー。実は凋落した名家のお嬢様
奏:寮では瑞穂の妹役の天然系ちびっこ妹
由佳里:寮ではまりやの妹役の元気系妹

主人公と攻略対象はこれだけ。
それ以外にも濃いキャラが多々居るんですけどね。
佳さんは挨拶で「いあいあはすたー」とか言い出したりするし。


ゲームそのものは選択肢自体が少ないので攻略が容易だと思っていたんですが、まりやがクリアできなくて、あきらめて攻略サイト参照して、まりやと紫苑はクリアしました。


貴子、由佳里に関してはエンディングで出てくるのはクリア対象のみ。
奏は卒業式なので、由佳里も一緒に登場。
まりやと紫苑はクリア対象と貴子が登場します。
貴子が出てくるエンディングではすべて家を捨てて鏑木に関わってきます。
貴子ルートは嫁、まりやルートは社長秘書、紫苑ルートは鏑木系企業への就職活動させろという感じ。


クリア順は貴子>由佳里>奏>まりや>紫苑でした。
貴子は適当にやってて2年越しでクリアしてたりw
いやセーブデータが2005年とか書いてあったんですよ(´Д`;)ヾ


キャラ的な思い入れはほぼ無いかな。
やってて心苦しかったのは、由佳里、まりや、紫苑かな。
由佳里は正体がばれて大騒ぎになりかけたけど、なんとか戻って完了。
まりやは結局遠くに行ってしまうところがなんとも。
紫苑さまは話自体が非常に重かった感じですね。
ただ、どれもこれも、主人公の家が大金持ちだからなんとかなってる部分が…。
紫苑さまのルートは、金持ちだからこそのエンディングだと思うけど。


このゲーム、オマケシナリオが4本あります。
1,2,3はサブストーリー。
4はネタです。
1が担任の先生の過去話ってゆーか、本編でバラバラだった話をまとめて見れるわけです。
2は君枝の裏工作+オナニーシーン。
3は佳さんと美智子さんのエッチシーン
って感じでした。
特に君枝シナリオは学園祭の時に出てきた意味深なシーンの裏側が見れるので良い感じです。


思いっきり楽しかったのは4。
ネタシナリオなので、タイトルも「まりやとかが見てる」だったりするし、タイトル表示のときにルパンのタイトル表示で「ミシシッピーに消ゆ、連続殺人事件」とか出てくるし。
まぁ、このタイトルもよくわかるんですがねw
このシナリオ4だけ選択肢があります。セーブは出来ませんが。
部屋に入ると落とし穴だとか、まりやが「からだにアザなんて無いからね!」とか、タイトルどおりのネタがわらわらとw
紫苑ルート以外は殺人事件になります。
つか、本編で使わなかった効果を無駄に使ってくれちゃってます。
即死コマンドも結構あるので、なかなかに厄介です。
GAME OVER以外ではオマケがあります。
NG集では使わなかった効果をだしてみたり、まりやへのいたずらシーンでイッたあとの呼吸音がゼーハー言ってたりそういうのをいくつか見れます。
予告編集ってのもあったり、うっかりスキップしてしまった予告編を見ることも出来たり。
そして、真犯人を見つけると、一子ちゃんのイチゴ大福が見れます(本編で言っていたやつ)。


佳さんがオカルト系のキャラなのはいいんですが、まりやが意外とオタク系キャラってのがギャップあってよかったです。
一子相伝から暗殺拳の話しに行ったり(北斗の拳
みんなにやさしくなんて出来ないってところで、一人のお兄ちゃんが12人の妹をとか言ってみたり(シスプリ
こういう小ネタは好きですな。


ちなみに、エッチシーンは軽めです。
担任とまりや以外は、基本的に通常プレイのみです。
担任とはアナルプレイのみ、まりやはどっちも。
奏とまりや以外のエッチシーンは無くても話に問題はないんですよねぇ。
あ、でも貴子と紫苑のエッチシーンがないと、聞き耳立ててる奴らが出てこないので面白くないですな。


笑いあり、涙ありで、面白かったです。
はにはにほどはまってるわけじゃないけど微妙にPS2版もほしいなぁと思ってみたり。
漫画版は買ってもいいかなと思い始めてる部分もw


面白いものならなんでも感情移入してしまう性質なので、終わった後しばらく現世に帰ってこれないんですよねぇ。
時々、妄想と現実を間違えることも(´Д`;)ヾ