やんごとなき姫君たちの寝室 / 桐生操

中世や古代の今から見ると滑稽な風俗が紹介された本の第2弾です。
まぁ、まだ第1弾は読んでいないわけですが、こういうのは結構面白いんですよね。この本では食にかかわることが多いかな、次に男女間の話。あとは法律とか生活とかそういったもの。今じゃ考えられないことが結構あるわけです。
面白かったのは、騎士がそんなに頭がよくないってこと。武士はある程度は頭がよくないとやってられないが、騎士は読み書きできなくても大丈夫だったらしい。十字軍とか、キリスト教関連見てると、やっぱ頭が足りないなぁと思うことがしばしば(頭痛だって脳に塩刷り込んだり、おできができて足切断とかやったわけだし)。あとは、キリスト教の聖人の扱いが、日本の神様の扱いにかなり似ているなという印象。
無駄知識が増えて楽しい限りです。