- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/05/10
- メディア: 文庫
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とまぁ、流れとか内容はこんなもんかな。俺としての評価(そんな偉そうなこといえるわけではないが)としては、微妙。ASUNAROが野幌に移住する直前くらいからは面白かった。それ以前が設定データや経済データが多すぎて、読んでいて辛かった。このまま最後まで言ったらどうし様と。
前半部は俺としては半分もいらないような気がします。特に政治経済ネタの部分でASUNAROが云々ってのを言うためだとは思うんだけど、それにしても詳細データが多すぎ。『されど罪人は竜と踊る*1』ぐらいに詳細データが多かった気がします。
『共生虫』読んだ時もそうだったんだけど*2、書かなくてもいい事を結構書いている気がします。それがその人の味というのかもしれませんが、どうも邪魔くさい。そういった部分が無ければ、1/3ぐらい時間を短縮して読めたんじゃないかと思います。