世界の中心で愛をさけぶ / 片山恭一

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ

えーっと、帯にも感動した!とかいろいろ書いているわけですが、あまりにもダイジェスト過ぎる気がします。ライトノベルよりもうすっぺらい感じでした。
話そのものは良いと思うんですよ。感動させるためのストーリーって感じで。ただ、話そのものが少なすぎるとか、必要な説明がさっぱりとか。伏線とかは全く無いですし。
小説の映画化っていっつも尻切れトンボ的で、ここを入れなきゃ伝わらないだろって部分が多いんですが、この本は逆で映画の小説化ですね。それも、ノベライズじゃなくて、ただなぞっただけのように思います。
ちなみにTVを見ながらの読書で1時間半ってところでした。100円なのは仕方ないよなって感じです。