プリンセスの一人軍隊

プリンセスの一人軍隊(ワンマンアーミー) (ソノラマ文庫)

プリンセスの一人軍隊(ワンマンアーミー) (ソノラマ文庫)

面白かったです。マニアックな軍事ネタとかかなり満載だったし。実質2時間程度で読み終わったかな。この人のほかの作品って言っても、ソノラマ文庫は現代劇的なものはなさそうな感じ。
一人軍隊と呼ばれる称号を持った元国連特殊部隊の少年が主人公。で、昔の仲間に追われて、逃げ込んだマンションは、簡単にアメリカ大統領などを呼び出せるくらいの超大金持ちの令嬢の自宅。そこでドタバタやらかして、なぜか借金をやたらめったら作ってしまい、お嬢さんの使用人に。このお嬢さん、一般的な常識と金銭感覚はゼロ。そしてお嬢さんのドタバタに振り回されて、借金がさくさく増えていく。そしてお嬢さんの持つある「モノ」を狙って昔の仲間が刺客を…
まぁ、基本的には、主人公の少年とお嬢さんの青春ドラマなんですけどね。すごーく、ずれてますけど。
ドタバタものは大好きなのでよかったです。